一定の自由域

普段言えないことを放つブログ。

知念くんの演技

明日は必殺仕事人の放送ですね。

バリバリ映画の仕事きてる知念くんも役を続投!

楽しみです♡

 

でも最近知念くんの映画仕事めっちゃ多い...

超高速参勤交代リターンズ、金メダル男、忍びの国、みせコド、坂道のアポロン...(一昨年の九月頃から遡ってます。)

その中でもひときわ光ってたのが忍びの国だと思うんですよ!あの役はめっちゃ良かった!!

もともとご自身も言ってたんですけど、知念くん、演技仕事が苦手な人です。

知念くんは感情の起伏があんまりないし、頭がいいからかとても硬い演技をする印象。

すごい冷静だから、なんだか、無意識にストッパーがかかってる感じがする。これ以上したら、周りの目が変わるから、このぐらいにしとかなきゃっていう感じの。

これは演技だけでなくて、普段もそう見える。

きっと本当に周りを見て、気遣う人なんだろうなぁ。

でも、その冷静すぎるストッパーが演技への苦手意識を生み出して、硬い演技しかできなくしてた気がします。

でも金メダル男過ぎたあたりからかなぁ、声は相変わらず硬いけど、表情が少しずつ和らいできた!

コメディーって本当にふっきれる大チャンスよね...

見るたびに、あっ!って思える進化があって、いつも知念くんの芝居仕事は楽しみです!

 

その中でも忍びの国織田信雄はめっちゃ良かった!!(二回目です笑)

とにかくはまり役だった。

見てない方に簡単に説明すると、織田信雄はかの有名な織田信長の息子なんです。

優秀すぎる父のせいで、プライドだけが高くなって、傲慢で、だけど心の中は不安や悔しさ、劣等感でいっぱいな人。

とにかくプライドは高いから、そういう溢れそうな気持ちを必死に押しとどめてる。

だから傲慢に振舞ってしまう。そんな弱虫な人。

このずっと溢れそうな認めたくない気持ちをこらえてるっていう感じが本当に知念くんの演技から伝わってきて、その感情がこぼれ落ちるシーンはこちら側も泣きそうになりました。

知念くんの硬さが、とても役に生きてました。

信雄と大膳のシーンは、その硬さが完璧には取れず、まさに押しとどめてた感情が少しだけこぼれ落ちた感じがとても伝わってきた。

はまり役だったと同時に、ずっと硬かった以前の知念くんならできない役だったなぁと改めて感じます。

完璧な欠点だった硬さが知念くんの個性となった気がします。

あとは柔らかい演技もできるようになったら、役の幅が広がるよね。

声をガッツリ高くしたり、低くしたりするキャラが濃い役をやったら、少しまた変わるかも。

みせコドは少し低い声を使ってると聞いたんですが、早く見たいなぁ...(観に行ってないです)

どの時代もできる顔なので、これから幅広いジャンルの芝居にチャレンジしていってほしい!

 

初の時代劇アイドル?知念侑李のますますの躍進を祈っております。